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第1回臨時会 令和3年1月29日

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  1. 御宿町議会 2021-01-29
    第1回臨時会 令和3年1月29日


    取得元: 御宿町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-30
    令和3年第1回御宿町議会臨時会 議 事 日 程 (第1号) 令和3年1月29日(金曜日)午前9時30分開会 程第 1 会議録署名人の指名について 日程第 2 会期の決定について 日程第 3 議案第1号 勝浦市と御宿町における学校給食事務委託に関する規約の制定 に関する協議について 日程第 4 議案第2号 御宿学校給食共同調理場設置条例を廃止する条例の制定について 日程第 5 議案第3号 令和3年度御宿一般会計補正予算第8号 ─────────────────────────────────────────────────
    本日の会議に付した事件 議事日程に同じ 出席議員(11名) ───────────────────────────────────────────────── 1番 岡 本 光 代 君 2番 田 中 とよ子 君 4番 土 井 茂 夫 君 5番 立 野 暁 広 君 6番 藤 井 利 一 君 7番 貝 塚 嘉 軼 君 8番 髙 橋 金 幹 君 9番 伊 藤 博 明 君 10番 堀 川 賢 治 君 11番 北 村 昭 彦 君 12番 滝 口 一 浩 君 欠席議員(1名) 3番 市 東 和 之 君 日 ─ ──────────────────────────────────────────────── 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町 長 石 田 義 廣 君 教 育 長 齊 藤 弥四郎 君 総 務 課 長 殿 岡 豊 君 企画財政課長 金 井 亜紀子 君 産業観光課長 渡 邉 和 弥 君 教 育 課 長 吉 野 信 次 君 建設環境課長 渡 辺 晴 久 君 税務住民課長 齋 藤 浩 君 保健福祉課長 田 邉 義 博 君 会 計 室 長 大 竹 伸 弘 君 ───────────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 事 務 局 長 埋 田 禎 久 君 主任主事 鶴 岡 弓 子 君 ◎開会の宣告 ○議長(土井茂夫君) みなさん、おはようございます。 本日、令和3年御宿町議会第1回臨時会が招集されました。 3番、市東和之君から、会議規則第2条の規定による欠席届が提出されております。本日の 出席議員は11名です。よって定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。 これより令和3年御宿町議会第1回臨時会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 新型コロナウイルス感染症対策として、席と席の間にパーテーションを置きました。このた め、町長挨拶提案理由の説明は演壇において発言していただきますが、それ以外の説明、質 疑応答については自席において着席したまま発言してください。 なお、議会だより編集のため、議場内の写真撮影を許可いたしました。 傍聴人に申し上げます。傍聴にあたっては傍聴規則に従い、静粛にお願いいたします。また
    携帯電話の類は、使用できませんので、電源をお切りください。 ◎町長あいさつ及び提案理由の説明 ○議長(土井茂夫君) 次に石田町長より、日程に先立ちあいさつ提案理由の説明につい て、発言を求められておりますので、これを許可いたします。 (午前9時30分) 石田町長。 ございます。 由を申し上げます。 ものでございます。 ○町長石田義 君) 本日ここに、令和3年第1回臨時会を招集いたしましたところ、議 員の皆様方におかれましては、大変お忙しいところ、ご出席いただきまして、誠にありがとう 今臨時会に提案いたします案件は、規約に関する協議1件、条例の廃止1件、令和2年度一 般会計補正予算(案)の計3議案をご審議いただきますが、開会に先立ちまして議案の提案理 議案第1号「勝浦市と御宿町における学校給食事務委託に関する規約の制定に関する協議 について」は、令和3年4月1日から学校給食事務勝浦市に委託するため、規約を制定する 議案第2号 「御宿学校給食共同調理場設置条例を廃止する条例の制定について」ですが、 令和3年4月1日から学校給食事務勝浦市に委託することに伴い、御宿学校給食共同調理 場設置条例を廃止するものでございます。 議案第3号「令和2年度御宿一般会計補正予算(案)第8号」補正予算ですが、今回お願 いします補正予算案は、歳入歳出ともに6,996万5千円を追加し、補正後の予算総額を 48億 7,571万円とするものです。 本補正予算の内容につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金緊急包括支援交付金を活用し、新生活様式を踏まえた行政業務公共施設体制整備を行う ほか、令和3年4月1日から学校給食事務勝浦市に委託することから、それにかかる食器購 入等事前準備を行うなど、速やかな事業実施に対応するための予算措置をお願いするものでご ざいます。 ただ今、申し上げました議案の詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げますので、 何卒、慎重なるご審議をいただきご議決を賜りますようお願い申し上げます。 ◎会議録署名人の指名について 〇議長(土井茂夫君) これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名人の指名についてを議題といたします。 会議録署名人は、会議規則第126条の規定により議長より指名いたします。 10番、堀川賢治君、11番、北村昭彦君にお願いいたします。 ◎会期の決定について 〇議長(土井茂夫君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今臨時会の日程は、あらかじめ配布した日程により、本日1日限りとし、 議案第1号から第3号を順次上程の上、質疑、採決を行い、散会いたします。これに、ご異議 ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ことに決しました。 〇議長(土井茂夫君) 異議なしと認めます。よって、今臨時会の会期は、本日1日とする ◎議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 〇議長(土井茂夫君) 日程第3、議案第1号 勝浦市と御宿町における学校給食事務の委 託に関する規約の制定に関する協議についてを議題といたします。
    吉野教育課長より、議案の説明を求めます。 吉野教育課長。 〇教育課長吉野信次君) 議案第1号 勝浦市と御宿町における学校給食事務委託に関 する規約の制定に関する協議についてご説明いたします。 令和3年4月1日から、次の規約により御宿町の学校給食事務勝浦市に委託することにつ いて、地方自治法第 252 条の 14 第1項の規定により勝浦市と協議するに当たり、同条第3項 において準用する同法第 252 条の2の2第3項の規定により議会の議決を求めるものでござい ます。 はじめにこれまでの施設の検討状況経緯経過についてご説明いたします。 共同調理場建設に係る検討につきましては、議員の皆さまにも参加していただき、中学校建 設検討とあわせて、平成 12 年度から様々な面から検討が行われてきました。しかしながら平 成 16 年度末に共同調理場建設については、財政的に建設費の負担ができないということから、 しばらくの間凍結となっております。 その後、共同調理場老朽化が進み、しばしば議会の一般質問でも質問が出され、安全管理衛生管理の面からも給食提供が停止する恐れがあることから、早急な改善が必要であるとい う認識でおりました。他の教育施設を見ても、優先度の高い、御宿小学校校舎本体や公民館の 老朽化が現実としてございます。 説明させていただきました。 このような状況の中、令和2年2月 18 日開催総合教育会議共同調理場の現状について 1つ目としまして、施設自体老朽化しており、設備機器類耐用年数が大幅に超過してお り、突然の機器故障により給食が提供できなくなること。 2つ目としまして、学校給食衛生管理基準を満たしていない施設であること。 3つ目としまして、正規職員1名は今年度で退職を予定しております。また、調理員の確保 が大変困難になっていること。 議結果をえたところでございます。 この3つをご説明しまして、協議の結果、学校給食委託については、止むを得ないとの協 その後この協議結果を踏まえ、議会教育民生委員会協議会PTA代表も参加している教育施 設検討委員会にご説明し、了承を得て、給食委託先候補として、いすみ市、勝浦市と交渉をす すめてまいりました。 いすみ市は施設の規模的に容量をオーバーしてしまうことや給食配送業者車両手配に時間 がかかること、配送車両を実費購入しなければならないことを理由に委託先として不適合と判 断いたしました。 一方勝浦市は、今後の児童生徒の減少、施設規模給食配送車両に余裕があるなど、給食委 託を現在の状況の中で無理なく受け入れられると判断いたしました。 この結果を踏まえ、令和2年8月 26 日に石田町長土屋勝浦市長に対して、給食委託につ いて依頼をしたところでございます。 勝浦市長は快く委託に向けた協議をしていくことを了承され、その後事務委託に向け、両市 町間の事務の打ち合わせを4回行ってまいりました。 勝浦市では令和2年 11 月 27 日に勝浦市の議員協議会で説明、12 月 17 日の定例会で受け入 れについて可決了承しております。 本町の議員の皆さんには令和2年 12 月2日の議員協議会において、学校給食事務委託内 容、経費等についてご説明いたしたところでございます。 また、保護者へは、12 月 21 日に学校給食勝浦市への委託についての通知を行い、1月 13、 14 の両日で保護者説明会を行う予定でしたが、緊急事態宣言が発出されましたので、学校給 食委託についての質問を書面で受付け、1月 26 日付けで各家庭にまとめて回答をしたところ でございます。
    次に費用面についてご説明いたします。 児童生徒、教職員の実食数による賄い材料費として約 1903 万円、これは給食費として徴収 されます。賄い材料費公費負担分として約 47 万円、これは減塩対策調味料の購入や地元食材 を購入する費用でございます。配送費用を含めた運営経費として約 2572 万円、これは御宿町 の児童生徒数割で求められております。約 21.4%分が町の負担ということで、給食委託の負 担額といたしましては、約 4522 万円となる予定でございます。 本年度中に事務委託に向けた事前の準備費用として、本議会に補正予算として要求しており ます食器・食缶の購入費用約 390 万円、事務委託後に災害等で急きょ給食が提供できなかっ た時のための非常食費用約 40 万円をお願いしているところでございます。 また、今後現在の共同調理場を改装し、給食受け入れ保管施設にかえる改良費用等を新年 度に要求していく予定でございます。 次に2枚目からの勝浦市と御宿町における学校給食事務委託に関する規約についてご説明 いたします。第1条は趣旨といたしまして事務委託に関し必要な事項を定めるものでございま す。第2条はこの学校給食事務の管理、執行を勝浦市に委託する委託事務の範囲を定めるもの ございます。第3条は委託事務の管理、執行の方法について定めるものでございます。第4条 は経費の負担、第2項は経費の額及び納付の時期は協議して定め、あらかじめ委託事務に要す る経費の見積もりに関する書類を送付する旨を定めるものでございます。第5条は、予算の執 行といたしまして、勝浦市長は、委託事務の管理、執行に係る収入及び支出について、勝浦歳入歳出予算に計上すると定めるものでございます。第6条は学校給食費の管理、執行に伴い 御宿町が徴収する給食費御宿町の収入とするものでございます。第7条は、各年度において 御宿町が納付すべき委託事務の管理及び執行に係る負担金について過不足が生じた場合は、翌 年度の負担金で調整するものとし、勝浦市長過不足が生じた理由を付記した計算書当該年 度の出納閉鎖後速やかに御宿町長に提出をする旨を定めるものでございます。第8条は本事業 の決算の要領を公表したときは当該決算委託事務に関する部分を御宿町長に通知する旨を定 めるものでございます。3枚目をお開きください。第9条は、委託事務の管理、執行について 連絡調整を図るため、連絡会議を開くことができる旨を定めるものでございます。第 10 条は、 委託事務の管理、執行について適用される勝浦市の条例等の全部又は一部を改正しようとする 場合は、あらかじめ御宿町長に通知する旨を定め、第2項は、勝浦市長条例等の全部又は一 部を改正した場合は、直ちに改正後の条例等御宿町長に通知する旨を定め、第3項は通知が あった場合、直ちに公表しなければならない旨を定めるものでございます。第 11 条は、委託 事務を廃止等する場合は、当該委託事務に係る収支は廃止の日をもって打ち切り、勝浦市長が これを速やかに清算する旨を定めるものでございます。第 12 条は、この規約に定めるものの ほか、委託事務の管理、執行に関し必要な事項は、勝浦市長御宿町長との協議により定める ものでございます。 附則1といたしまして、この規約は令和3年4月1日から施行するものでございます。附則 2といたしまして、御宿町長はこの告示の際、併せて委託事務に関する勝浦市の条例等が、御 宿町に適用される旨及びこれらの条例等を公表するものとするものでございます。 委託経費の負担につきましては、ご説明いたしましたとおりでございます。 最後に今後のスケジュールでございますが、本臨時会で規約を定め、協議事項及び規約を告 示。委託経費負担協定書を締結し、勝浦市が千葉県に対し事務委託を受けた旨添付書類を 添付し届出、3月定例会で新年度予算負担金を計上、4月1日から事業が開始となる予定で ございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 〇議長(土井茂夫君) これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。 11番、北村昭彦君。
    〇11番(北村昭彦君) 11番、北村です。 今、担当課からのご説明にも、やむを得ないという言葉が含まれておりました。 私も教育民生委員委員長ですし、施設検討委員会にも出席させていただいておりますので、 現状、財政状況ですとか、御宿小学校建替えなども目前の課題として迫っている中で、現状 ではやむを得ないという判断は致し方ないという認識でおります。 そこで町長にお伺いしたいんですけども、現状としてはやむを得ないけれども、本来であれ ば、あるいは今後のビジョンとしてはこういう形にしていきたい等の思いを改めてお聞かせい ただければと思っているんですがいかがでしょう。 〇議長(土井茂夫君) 石田町長。 ○町長石田義 君) 本件の委託事務につきましては、現時点で事務委託終了等につい ては定めでおりませんので、事務執行について必要な事項が生じた場合は両首長が協議して決 定するとしておりますので、そのようにしていきたいと考えております。 財政事情も厳しい環境にありますので、できる範囲内で、協力体制をとっていきたいと考え ております。 以上です。 〇議長(土井茂夫君) ほかにございませんか。 11番、北村昭彦君。 〇11番(北村昭彦君) 11番、北村です。 私の質問の仕方が、もう少し、例えば、私もまだ子どもが学校に行っておりますけども、P TA、保護者さんのお話の中でも、できれば、本来であれば、地元でとれた食材を、地元の施 設で、心を込めてあるいは工夫を凝らして、食べてもらって、地元の子たちを地元で元気にす る、育てていくと、食育という言葉もあると思います。地元の食材を食べてもらうことは地産 地消というようなところにも繋がっていく、いろいろな意味で学校給食、食育、親からすると 関心度の高いところだと思うんです。その辺に対する町長の思い。町長が思いを持っていらっ しゃって、その思いを担当課さんあるいは関係各所に思い、ビジョンを伝えて初めて今後の、 それは委託になったからといって何もできないわけではなくて、先ほど担当課さんから保護者 へ向けて配られたQ&A集回答集を拝見しました。食育などもこれから協議しながらやって いきたいという回答が書かれていましたけれども、いずれにしても、繰り返しになりますが、 町長の思い、ビジョンを伝えて、支持を出してはじめてそれが形になっていくことだと思いま す。その辺についてもう少しお気持ちをお聞かせいただきたいのですが い か が で し ょ う か 。 〇議長(土井茂夫君) 石田町長。 ○町長石田義 君) 今申し上げましたが、第1点目としてやはり財政事情を勘案する中 での検討となると思います。今後、保護者の皆様のご意見、委託事務が推移する中でいろいろ なご意見が生まれてくると思いますけど、そういったご意見なども拝聴しながら検討をしてい きたいと思います。 9番、伊藤博明君。 〇議長(土井茂夫君) ほかに質疑ございませんか。 〇9番(伊藤博明君) 町長財政事情と言っていますが、まず1つは、今まで職員がやっ て、作っていた分の総合計、例えば給食に出した分の合計、その金額がどのくらいかかってい たのか。今後どのくらいかかるのか。まずそれが1点と、それと、今6人の人たちも、昨年か らのコロナ騒ぎでやっぱり仕事がないんですよ。全部が委託が決まったから、あなたたちはも ういらないんだよというのではなくて、やっぱり先々のことを多少なり、町は少しは気持ちを 汲んで、心置きなくしてあげなくてはいけないと思うんですよ。それが一番大切なことだと思 う。その辺ですよ、やっぱり。決まったからいらないよ、って言われちゃったら大変なことで すよ。生活かかってみんな働いていますから。中にはコロナ禍困っているという人もいますよ。 でも少しずつ影響が出てきていますから、その辺が一番大事だと思うんですけども、どうとら えているのか聞きたいですね。 〇議長(土井茂夫君) 吉野教育課長
    教育課長吉野信次君) 私から経費についてご説明いたします。 今年度については、総額で2,330万円程度の予算がかかっております。この中には小学校電気代水道代が入っているので・・・ (「こっちがこれだけ余計にかかっているんですよ、とそれだけ教えてもらえればいい」 ○教育課長吉野信次君) 金額的には、ほぼ同程度で委託ができるというようなことにな という発言あり。) っております。 〇議長(土井茂夫君) 石田町長。 ○町長石田義 君) 全体的なものがなかなか聞き取りにくかったんですけども、コロナ 禍の中でというようなご質問と思いますが、いろいろな意味で、保護者皆様方、町民の皆様 方、大変なご苦労をされていると思いますので、そのようなご意見、状況等もしっかりと把握 しつつ、いろいろな物事に対処していきたいと思います。 〇議長(土井茂夫君) 総務課長。 ○総務課長(殿岡 豊君) 先ほど伊藤議員さんのほうからご指摘、ご助言いただきました、 これまで共同調理場で働いていました職員の今後の取扱いということでございますが、確かに おっしゃる通りこれまでずっとやっていただいておりますので、会計年度任用職員さん、従来 の言い方で申し上げますと臨時職員さん、大変多くの方が共同調理場で勤務をいただき、子ど もたちの給食を作っていただいております。その関係で、今年度いっぱいで御宿町の共同調理 場はなくなってしまうんですが、これまでの経験を生かした中で、町として改めて会計年度任 用職員の募集をかけておりますので、違った部署での勤務の継続という形で申込みをいただい ているところでございます。本人の勤務の状況やご希望などを相談しながら、1つの面談とい う形での意見を交わした中で、どんな仕事ができるのか、そういったところは引き続き、業務 の内容は若干変わることもございますが、会計年度任用職員としての勤務の継続というところ では考えております。 〇議長(土井茂夫君) 9番、伊藤博明君。 〇9番(伊藤博明君) 小さい町ではいろいろなことがあると思うんですよ。いろいろな面 で厳しい面があるから、就職の窓口ではないけれども、そういうところもある程度、こういう 仕事もありますよと、町がそういうことをやっていけないのかもしれないけれども、そういう ことも必要かと思うんですね。これからは、やっぱり。いろいろなことを考えて先に進めても らいたいと思います。それだけです。 〇議長(土井茂夫君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(土井茂夫君) 質疑なしと認めます。 これより、採決を行います。 本案につきましては討論を省略して採決いたします。 これにご異議ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(土井茂夫君) 異議なしと認めます。 この採決は挙手によって行います。 議案第1号に賛成の方は、挙手願います。 (全員挙手) 〇議長(土井茂夫君) 全員の挙手です。 よって、議案第1号は、可決することに決しました。 ◎議案第2号の上程、質疑、討論、採決 〇議長(土井茂夫君) 日程第4 議案第2号 御宿学校給食共同調理場設置条例を廃止
    する条例の制定についてを議題といたします。 吉野教育課長より議案の説明を求めます。 吉野教育課長。 〇教育課長吉野信次君) 議案第2号 御宿学校給食共同調理場設置条例を廃止する条 例の制定についてご説明いたします。 令和3年4月1日から、御宿町の学校給食事務勝浦市に委託することに伴い、御宿町学校 給食共同調理場設置条例を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例は、令和3年4月1日から施行するものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 〇議長(土井茂夫君) これより、質疑に入ります。 質疑ございませんか。 2番、田中とよ子君。 〇2番(田中とよ子君) 2番、田中です。 先ほど規約の協議の中で少し触れていたのかなと思いますが、共同調理場を廃止した後、施 設はどのようになるのか。先ほど給食の保管施設にする予定だというお話でしたが、全部を利 用するのかどうか、そういったことを含めて、現在協議されているのかどうか、調理場を廃止 して、学校施設の一部とするのか、その点についてお聞かせ願います。 〇議長(土井茂夫君) 吉野教育課長。 ○教育課長吉野信次君) ただいまのご質問にお答えいたします。 その後の施設の利用については、改修をし、中の調理器具等は使いませんので、それは廃棄 させていただきます。その後、受入施設として、トラックが直接着けて給食を下すのには窓口 が狭いので、それをスムーズに受け入れられる施設ということで、全体を改修して使うという ことろで考えております。これにつきましては、先ほどもご説明いたしましたが、新年度予算 に要求していくことを考えております。入口につきまして、裏から入れる入口の舗装につきま しても一緒に改修する予定で考えております。 〇議長(土井茂夫君) ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(土井茂夫君) 質疑なしと認めます。 本案につきましては、討論を省略して採決いたします。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(土井茂夫君) 異議なしと認めます。 これより、議案第2号の採決を行います。 この採決は挙手によって行います。 議案第2号に賛成の方は、挙手願います。 (全員の挙手) 〇議長(土井茂夫君) 全員の挙手です。 よって、議案第2号は、可決することに決しました。 ◎議案第3号の上程、質疑、討論、採決 〇議長(土井茂夫君) 日程第5 議案第3号 令和2年度御宿一般会計補正予算第8号 についてを議題といたします。 金井企画財政課長より議案の説明を求めます。 金井企画財政課長。 〇企画財政課長(金井亜紀子君) それでは、議案第3号、令和2年度御宿町一般会計補正 予算第8号について、ご説明申し上げます。 本補正予算につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や緊急 包括支援交付金を活用し、新生活様式を踏まえた行政事務公共施設の体制を整備するほか、
    令和3年4月1日から学校給食事務勝浦市に委託することから、速やかに対応するため食器 購入など事前準備に要する経費の予算措置をお願いするものです。 予算書の1ページをご覧ください。第1条でございますが、歳入歳出それぞれ 6,996 万5千 円を追加し、補正後の予算総額を 48 億 7,571 万円と定めるものでございます。 それでは内容につきまして予算書の事項別明細に沿ってご説明いたします。 はじめに歳入予算をご説明いたします。6ページをご覧ください。 15 款 国庫支出金、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金、5節 新型コロナウイルス 感染症対応地方創生臨時交付金の 5,983 万8千円は、新生活様式を踏まえた行政事務や公共施 設の体制整備等、新型コロナウイルス感染症対策として実施する各事業に対し、交付金を追加 充当するものです。 16 款 県支出金、2項 県補助金、2目 民生費県補助金、4節 児童福祉費補助金の 32 万円 は、おんじゅく認定こども園及び御宿児童館における感染症対策に要する費用に対して、新型 コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(児童福祉施設分)が県から全額補助されるもので す。3項 県委託金、1目 総務費委託金、3節 選挙費委託金の7万円は、令和3年3月に予 定されている千葉県知事選挙における事務費の増加に伴い、県の委託金が追加されるものです。 20 款 繰越金の 963 万9千円は、収支の不足に対応するため、所要額を追加するものです。 21 款 諸収入、2項 雑入、4目 雑入、1節 雑入の9万8千円は、御宿中学校中庭等のガ ラス修繕料に対する共済金です。 以上、歳入予算に 6,996 万5千円を追加しております。 次に歳出予算をご説明いたします。8ページをご覧ください。 2款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費 電算管理事務費の 4,752 万4千円は、 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、新生活様式を踏まえた行政事務 の体制構築に向け、役場庁舎の公共アクセスポイントの拡大に 313 万9千円、情報系無線 LAN ネットワークの構築に 1,163 万4千円、情報系モバイル仕様対応端末の整備や、テレワークシ ステム環境設定など新しい働き方に対応した情報システム基盤整備に 3,262 万円、その他、庁 舎内分散業務対応時等のための消耗品として 13 万1千円をそれぞれ追加するものです。3目 財産管理費、14 節 工事請負費の 108 万 9 千円は、コロナウイルス臨時交付金を活用して、各 課の窓口に飛沫防止ガードを設置し、公共施設における感染拡大の防止に努めるものです。17 節 備品購入費の 826 万円は、コロナウイルス臨時交付金を活用して、会議等におけるソーシ ャルディスタンスを確保するため、マイク会議システムを導入するほか、公共的空間の安全・ 安心を確保するため、役場庁舎に空気清浄機を配備するものです。4目 企画費、7節 報償費 の 4 万 2 千円は、御宿駅のエレベーター設置に向けた、促進協議会における委員報償を追加す るものです。4項 選挙費、3目 千葉県知事選挙の 21 万1千円は、3月に予定されている千 葉県知事選挙において、ポスター掲示の区画が予定より増加されたこと、また、投票所におけ る感染症対策経費を追加することから需用費に 16 万4千円、委託料に4万7千円をそれぞれ 追加するものです。 3款 民生費から9款 教育費の 10 節 需用費の消耗品費は、新型コロナウイルス感染症対応 地方創生臨時交付金を活用し、各施設における感染症対策用消耗品の追加購入に係る経費でご ざいますので、個別の説明は省略させていただきます。2項 児童福祉費、3目 こども園費、 17 節 備品購入費の 19 万2千円は、緊急包括支援交付金を活用し、こども園に加湿器を配備 するものです。4目 児童福祉施設費、17 節 備品購入費の 12 万8千円は、こども園同様、緊 急包括支援交付金を活用し、児童館に加湿器を配備するものです。 10 ページをご覧ください。6款 商工費、1項 商工費、2目 商工振興費、18 節 負担金補 助及交付金の 137 万4千円は、商工会において、新型コロナウイルス感染症対応のための経営 相談業務が増加している影響で、空調設備の早期改修が必要となったことから、改修費の1/ 2について、臨時交付金を活用し補助するものです。 9款 教育費、2項 小学校費、1目 学校管理費、14 節 工事請負費の 130 万円は、受水槽
    から高架水槽への揚水ポンプが故障し、交換するから所要額を追加するものです。3項 中学 校費、1目 学校管理費、10 節 需用費の修繕料 19 万7千円は、強風により中庭等のガラスが 破損したことから交換するものです。また、14 節 工事請負費の 26 万4千円は、補正予算第 7号にて計上いたしましたトイレ改修工事費用に不足が生じたことから予算の追加をお願いす るものです。4項 社会教育費、2目 公民館費、10 節 需用費の修繕料 250 万円は、消防設備 点検及び電気設備点検にて指摘のあった施設設備を改修するため所要額を追加するものです。 3目 資料館費、10 節 需用費の9万9千円及び 17 節 備品購入費の1万2千円は、消防設備 点検にて指摘のあった、避難誘導設備の修繕料及び消火器の購入にかかる費用をそれぞれ追加 するものです。12 ページをご覧ください。5項 保健体育費、2目 体育施設費、14 節 工事請 負費の 112 万7千円は、B&G体育館電気引き込み開閉器盤が劣化し、緊急で更新する必要が 生じたことから所要額を追加するものです。3目 学校給食費、10 節 需用費の 40 万4千円と 17 節 備品購入費の 391 万5千円は、令和3年4月1日から学校給食事務勝浦市に委託する ことに伴う事前準備に要する費用で、米飯業者が稼動できなかった場合の非常食の購入費とし て 40 万4千円を、食器、食缶等の備品購入費として 391 万5千円をそれぞれ追加するもので 以上、歳出予算に 6,996 万5千円を追加しております。 以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 〇議長(土井茂夫君) これより、質疑に入ります。 質疑ありませんか。 す。 2番、田中とよ子君。 〇2番(田中とよ子君) 2番、田中です。 予算計上が行われていると思います。 今回の補正予算ですが、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金を財源とした この新型コロナウイルス感染症問題は、現在も非常事態宣言が出されるなどして、日々の生 活に大きな弊害が出ております。町でも、防災無線などで感染予防対策として、こまめな手洗 いと消毒、うがいや3密を避けるなど、住民に呼びかけをしてくれているのですが、報道によ りますと、とある施設では、洗面所の水道の蛇口が感染源ではないか等という報道もされてお ります。また、商業施設などに行っても、トイレ、洗面所は閉鎖します等という対応をしてい るところもあります。水に関連する対策が様々なところで行われております。 御宿町においても、新生活様式への対応として、施設整備、感染機会の削減などどして、中 学校、こども園、児童館に自動水栓の手洗い、対策が可決され、すでに設置などの対応が図ら れていると思われます。 今回、この補正予算が出た段階で、小学校の自動水栓手洗いの予算が計上されていない。そ のことについて非常に解せない。一般質問の時にも小学校の自動水栓について触れさせていた だいてはいるのですが、児童、生徒が大半を過ごしている場所の設備がなぜされないのか。衛 生環境等感染防止対策として中学校に対応するのなら、当然小学校にもされるべきではないか。 これが感染予防の基本ではないですかね。そういったことがされない。なぜ小学校に衛生環境 対策がされないのか、何か訳があるのか、町長に質問させていただきます。 なぜ小学校だけが感染対策から外されているのか。期間もかなりあったのに、ただの財源的 な措置だけではないのではないかという気がして、今回、質疑をさせていただいております。 〇議長(土井茂夫君) 石田町長。 ○町長石田義廣君) ご質問ありがとうございます。 1つには、申し上げるまでもございませんが、小学校は非常に、いろいろな面で老朽化が進 む中で、今後の検討課題といいますか、全体改築という観点もございますが、ご指摘の通りコ ロナ問題というのは面前の問題でございまして、この1年くらいとみているのですが、そうい う問題もございます。しかしながら、ご指摘のように、水関係、例えば水道の蛇口等が感染源 になりうるというデータがあるといわれているということでございますが、その辺もよく研究
    しまして、実際にそういうことであれば、これは財源には関わりなくやるべきだと思いますの で、貴重なご意見、ご指摘ありがとうございます。 〇議長(土井茂夫君) 2番、田中とよ子君。 〇2番(田中とよ子君) 中学生と小学生では、かなり年齢の差があって、衛生に関する指 導も大変だと思うんですね。学校での。そういうことであれば、小学校に関して、早急に対応 を図っていただきたい。感染しない、させないということが叫ばれていますから、ぜひ小学校 については、早急に対応を図っていただきたいと思います。お願います。 〇議長(土井茂夫君) ほかに質疑ありませんか。 7番、貝塚嘉軼君。 〇7番(貝塚嘉軼君) 7番、貝塚です。 ただいま田中議員からもありました、関連して、私からもお願いしておきます。 町長の今の答弁を聞くと、コロナ対策については1年、この後予防接種などがされて、多少 収束するだろうという考えをお持ちのように聞こえます。小学校老朽化している、その点に ついては今手をかけてもというように受け止められるんですよ。しかし、今現在、町長の計画 の中で、何年後に小学校建替えをするので、こういう建設基金のようなものも積んでいる最 中であります。よって、できるだけ今の施設を有効に使ってというお考えかもしれませんけれ ども、そういった計画もなしに、老朽化している、なんとかこれを使っていかなくてはと、そ の中でというのであれば、これは間違っていると思います。 私は手洗いマスターの資格をとって、小学校1、2年生に手洗いの方法を4年前になります か、教えて、実際にやったけど、蛇口をひねる、終わる、またひねると、完璧に洗ったつもり でも汚れている。その結果が出るんですよ。まして、このコロナについては、私も担当課長に 言って、予算がついていますのでやりますと言っていますけれども、このコロナ対策資金でい ろいろなことが予算化されていますけれども、町長から町のコロナ対策としてこうしますよと、 まず環境をこうしますよという声が全然聞かれていない。町民からは、コロナ対策として何を やってくれているんですか。私どももいろいろお願いしています。町長の考えは何ですかとい うことを聞いていますけれども、まず、外に出るときはマスクをして、帰ってきたときには手 洗いが大事なんだと町長が言っていますよと。ですから我々もそうしたほうがいいんですよと いう答えしか言えないんですよ。 そうではないんですよね。公共施設において、どういう対策をして、どのような安全対策の 方法をしているかというとゼロなんですよ。私は教育課長にもいいましたけれども、このコロ ナの対策で、公共施設の洗面所においては、すべて自動蛇口を買いなさいと。洗ってもまた触 れば同じことだよと。 この庁舎内の手洗いについてもそうです。 昨日来て、1階の洗面所にやっとペーパータオルが置かれました。それまでは置いていなか った。なんら対策がされていないんですよ。 各学校において、特にこども園。まず初めに自動化してあげなくてはいけない。そして、ペ ーパータオルを置いておかなくてはいけない。子どもはかからないなんて最初のころは言って いましたが、今は子どもがかかっているんですよ。大変なんです。地域によっては保育士の方 が感染されたということで閉鎖しているというところも出ているので、ぜひ、町長、何はさて おいても、小学校、中学校、水の出るところについては全部自動。そしてペーパータオルを設 置する。そういうことを徹底してコロナ対策として言えるのではないかと私は思います。 手洗いマスターとして子どもに教えたとき、その年、1、2年生、あるいは上級生も風邪を ひかない。学校閉鎖にならない、学級閉鎖にもならない。やってよかったですよと保健の先生 に言われました。それから、1,2年生は保健の先生自ら見本を見せ、教育をしてくれて、去 年のインフルエンザにしても、となりの市町において出ても、御宿は出なかったと。学級閉鎖、 学校閉鎖はなかったと。手洗いは大事なんだということを認識していただいて、まず し
    ていただきたいと思います。テレビを2、3日前に見たら、やろうとしても物がなくなってき ていると発注してもないと。あちこちでその話が、田中議員が言ったようなことで、そこから の感染があるのではないかということで、自動化がされていると。 施設に行っても、 公衆トイレはみんな自動化になっていますよ。ぜひ、その対策として、国からいただいている 予算の中で、まずそこからやりましょうよと。コロナ対策ばっかりではないんですよ。インフ ルエンザ、食中毒、いろいろな関係で、やっぱり手洗いというのは一番大事なことなんです。 町長、古い建物だからということなしに、ぜひともやっていただきたい。課長は前回の補正 予算で予算をとってありますと言っていますが、全部ではないんですよ。ぜひこれ、質問事項 が違うかもしれないけれども、コロナ対策、御宿からこれ以上出さない、小さな子どもがかか らないようにするにはどうしたらいいかということで、そういうことが取り沙汰されているの ですから、まずその施設を改善しようと。ぜひ公民館なども、お年寄りが使うことも多いです から、まず自動水栓に取り換えると、対策を講じていると。目に見える対策を講じて初めて、 御宿町は、町長がやってくれているなという を受けるのではないかと思います。 どうですか、町長。その点。小学校の自動水栓について。 〇議長(土井茂夫君) 石田町長。 ○町長石田義廣君) 今ご意見をいただきましたが、コロナ対策臨時交付金につきまして、 今国から御宿町に対しては2億6,800万、想定額の見積もりとして、3億1千万の見積もりを お出ししています。そういう中で、概算で現在7割近い事業の決定と執行がなされているので はないかと把握しておりますが、皆さんにご承認をいただいて、コロナ対策を行っているわけ でございます。先ほどのご発言の中で、コロナ対策ゼロというのは、私は理解できません。そ のように、皆様方のご承認をいただいて実行しております。ただ、1から10まで行き渡っては おりません。そういう中で、非常に水関係が大事だと、小学校の対応が大事だと、田中議員は じめ皆さんからいただきましたので、検討していきたいと思います。 〇議長(土井茂夫君) 7番、貝塚嘉軼君。 〇7番(貝塚嘉軼君) ゼロといったのは私が言ったのではないんですよ。私の耳に町民か らの声として入ってきたんですよ。町は何をやってくれているのですか、と。ゼロではないで すかと。ですから、私が言っているのは、明らかにこうしてくれているなと町民がわかるよう にするには、公共施設、人が出入りする施設において、こういうものが原因になりやすいんだ ということで、蛇口、自動水栓をつければやってくれていると感じますよということを言って いるわけなんです。そのほかでやっていることは、私たちの承認、賛成を得てやっているけれ ど、町民にしてみたら、身にもって感じていないわけなんですよ。感じてもらえて初めて、マ スクをしてください、手洗いをしてください、こうしてください、外出を控えてください、そ ういうことで、御宿町の商店、いろいろな人たちが悩んでいるんですよ。環境がちゃんと整っ ていれば、行っても大丈夫だと、安心だというような感じを受けられるわけです。だから私は お願いしているわけであって、何か一部をやらなきゃならない、今やらなくてはと焦点を合わ せてやっていただきたいんですよ。よそがやってからでは遅いんです。それだけはお願いして おきます。 〇議長(土井茂夫君) ほかに質疑ありませんか。 12 番、滝口一浩君。 〇12番(滝口一浩君) 12番、滝口です。 2点、3点にしましょう。1つずつ質問をするんですけども、前段の2名の議員と関連する んですけども、今報道などで確かにドアノブや蛇口の栓など、結構ピンポイントで怪しいので はないかと。確信、私の考えだと、そんなに間違っていないと思います。そのことに関して、 うちの町は6千人程度、高齢者率ナンバーワンといいますけども、 にしてみれば、よ その自治体は今後、コロナ対策の交付金が来ている中で、3月4月にスタートするとされてい るワクチン接種の会場や人員の配置など、様々な問題点が指摘されて、てんやわんやになって
    いると思うんですけども、その点に関しては、今までのコロナ対策の現実のものと、将来的な ものに対する考え方として、ワクチン接種に対する準備がこの予算の中に含まれているのか、 どういう考えがあるのか伺います。 〇議長(土井茂夫君) 保健福祉課長。 ○保健福祉課長(田邉義博君) コロナのワクチン接種につきましては、ただいま報道が先 行しておりまして、まだファイザーのワクチンですとか、アストラゼネカのワクチンですとか、 国内で承認がされておりません。打てる状態にはなっていないということと、ファイザー製の ワクチンにつきましては、―70℃以下で保存するということで、これについては、特殊な冷 蔵庫を国が一括で買い上げまして、各市町村に必要数を譲渡するというところまで決まってお ります。譲渡の時期につきましては、現在御宿町に示されておりますのが3月の中旬というこ とで、日付は決まっておりませんが、3月中旬に冷蔵庫がくるということと、その間にワクチ ンが承認されていれば、国から昨日報道発表がありました4月1日からの接種が始められるの ではないかと思っております。現在の状況は、冒頭に申し上げました通り報道先行でございま して、あまり多くの情報が入っていないということです。今まで全町民に注射をするという事 業はありませんので、かなり大規模な事業になると思います。これについては、とにかく準備 を進めているという状況でございまして、議会へは2月10日の議員協議会において、わかるこ とについては皆さんにご説明したいと思っております。 予算については、現在ここにある交付金とは別にワクチン接種のための補助金が用意されて おりまして、今のところ御宿町の内示につきましては1,750万円が措置される予定でございま す。この使い道などに関しましても、これから予算等組み立ててまいりますので、その段階で 議員の皆様へご説明していきたいと思います。 以上です。 〇議長(土井茂夫君) 12 番、滝口一浩君。 〇12番(滝口一浩君) その中で優先順位、ここで助成金が入るということで、本来であれ ば、いくらの接種がいくらで受けられるの等があれば、早急に協議会等で揉んで、早めに町民 の方々にお知らせできればと思っております。これはわかりました。 2点目なんですけども、今コロナ対策に全勢力を集中して自治体が取り組むことが筋だと思 う中で、CCRCだとかICTだとかいう予算で、この間の協議会でも、僕と北村議員から、当初、 ICT事業には3千万の予算がついていたのが、ほとんどすべての議員がおかしいと思ったと思 うんですね。いつの間にかそれは白紙に戻っていると。この間出ている中で、1,500万の予算 が出てきた。その中でも3つに分けられていて、設備だとか企業誘致だとかということがあっ たんですけども、その予算も、このコロナ禍でおかしいだろうと、住民のために使うのが筋だ ろうという考え方の中で、1,500万がこの中のどこに入っていて、最終的にはいくらのICT事業 になるのか、その辺がよくわからないので、わかればお願いします。 〇議長(土井茂夫君) 企画財政課長。 ○企画財政課長(金井亜紀子君) ICT拠点整備事業につきましては、当初議員の皆様方にご 説明しましたコロナの交付金の事業計画の中では3千万という位置づけでございましたが、そ の後何度か協議を重ねまして、事業内容の変更等を含め、最終的に確定しておらず、ご説明も しておりませんので、今回の補正予算には計上しておりません。3つのうち、整備に係る経費 のみコロナの交付金を充てて対応していくと町長と話をしております。最終的に額が固まりま したらご説明させていただき、3月補正に計上することとなると思います。国の交付金の示し 方が変わってきまして、3月補正に計上して繰越ができるということですので、修繕費に係る 部分について予算を繰り越し、事業自体は来年度になるかと思いますが、今のところ3月に計 上する予定で考えております。 〇議長(土井茂夫君) 12 番、滝口一浩君。 〇12番(滝口一浩君) 9ページの御宿駅エレベーター設置整備事業等促進協議会委員報償 2万4千円、この額がどうのこうのではないんですけども、これは町長の公約として10年前か らやっていることだと思うんですが、新たに協議会を設置ということで、議員から2名がこの
    協議会に参加すると思うんですけども、よくわからないのが、オーソドックスな形では、国と JRと町で設置事業費1/3ずつというのが、勝浦市でもいすみ市でも、勝浦市は1/3ずつが 崩れているということも聞いて、いい時期にというわけではないんですけども、結構無理があ った中で、でも設置はできたと。わが町は今までJRから検討するとは言われている中で、誰も がJR関係者、議員も、それは無理な話だろうと。つまりは、高齢化率がナンバーワンだとか観 光客数、観光客数は話にならない人数で、高齢化率ではなく、高齢者が多いところは日本全国 御宿よりいっぱいある中で、JRはやる見込みはないと僕は踏んでいます。それならば、町単独 でやればできる事業なんですよ。誰も反対はしていない。予算がとれなから無理なことだろう という話になっている中で、この協議会、町長にお聞きしますけれども、1/3ずつの負担で 進めていくのか、御宿単独の設置で進めていくのか、それとも両方を考えていくのか。両方と いうのはナンセンスな話で、10年間できなかったことで、今期も1度もJRとは折衝していない という話なんで、その辺をよく住民から聞かれることなので、お答え願いたいと思います。 〇議長(土井茂夫君) 石田町長。 ○町長石田義廣君) 御宿駅のバリアフリー化、エレベーターの設置事業につきましては、 福祉対策、高齢化対策、観光産業など、御宿町の全体像を勘案する中で、私は非常に重要な事 業であると位置づけております。 今後につきまして、町民の皆様の要望、意向を合わせまして、広くエレベーター設置運動を 展開していきたいと考えているところでございます。 また、昨年の2月に国土交通省を訪れた際に、国土交通省から1つのご指導がございました。 何かといいますと、エレベーターの設置につきましては JR の関係会社に見積もりをとってや っているところが多いんですけれども、前にも申し上げましたが、1度御宿町に出された見積 もりは、近隣の市町の駅に設置したものと比べると価格が2倍以上になっておりまして、理解 できないという中で国土交通省に質問申し上げたのですが、工事を行う際には、やはり入札執 行が望ましいということを伺いまして、そういうご指導をいただきましたので、工事費の価格 低減に関しましては、入札等が可能である、やっているところもあると伺っておりますので、 その辺の研究はやっていきたいと思います。 また、国土交通省のバリアフリー化の推進に関する指針がありまして、そこには利用者が少 なくても地域の強い要望があり、福祉関係の施設、公共施設、学校、高齢者、障害者の状況を 勘案した中で、そういう状況であれば利用者が少なくても同じように支援しますという指針が 示されております。私はその辺を国土交通省、また、JR 東日本社を訪れまして、強く要望を していきたいと思います。単に利用者が少ないからできないんだということについては、ある いは、利用者が少ないから全額に近い形で地元の市町村が工事をやってくださいという方向性 はどうなのかということを私は問いていきたいと思います。 そういうことの道筋を立てるため、協議会を設置させていただきまして、皆さんのご意見を 伺うとともに、協力して要望を申し上げていきたいと思います。 〇議長(土井茂夫君) 12 番、滝口一浩君。 〇12 番(滝口一浩君) 12 番、滝口です。 町長、そのくらい思いがあるのなら、事業者として僕は言いたいんですけども、協議会も大 事かもしれませんが、1年や2年前に始まったことではなくて、10 年前からの話なんですよ。 その辺を踏まえて言わせてもらえれば、まずは金策ではないのですか。お金をだしてくれるス ポンサーがいなければ、いくら入札金額が高い、安いの話ではなくて、まずは支援をしてくれ る、クラウドファンディングではないですよ。クラウドファンディングの話も出ていましたけ ども、こういう場合は、クラウドファンディングは当てはまらない。これでできるなら、日本 全国みんなクラウドファンディングができていますよ。クラウドファンディングはそもそも論 として趣旨が違う。事業としてやるのならば、やっぱり企業しかないんですよ。お金をだして くれるところの当てもなく、この協議会を続けたとしても、協議会でいい意見ができたとして
    も、結局はお金の話になってくるわけで、その辺がしっかりしていないと意味はないのではな いかと思います。あったらいいわけですよ、住民にとって。ただ、うちの町では小学校の手洗 いですらできない、ましてや学校給食も去年で終了するところを1年延命して、案の定 PTA か らもある意味顰蹙を買って勝浦に行ってしまったと。焼却場もだんだん怪しい、火葬場はいす み市に、広域で非常にいいと思うんですよ。広域連携。合併していれば2市2町、本来合併し ていたような話なので、使えるものは使ってという感じで。何度も言いますが、やるやるとい ってできなかったんで、至難の業なんですよ。大金がかかりますから。1/3ずつというのも ありますけども、町単独でスポンサーをつけてやれないのであれば、まずは現状からしてみれ ば、お年寄りに、前から何度も言っていますけれども、タクシー券の施策だとか、そういう施 策も全くとっていないない中で、10 年きてしまっているわけですよ。誰も決して反対してい るわけではなく、お金の用意ができればやれる話なんですけども。町単独の予算使えないじゃ ないですか。だからどうするんですかということを、現実を踏まえて、ますはこの協議会より も住民説明会のほうが大事だと。住民の方も大いなる勘違いをしていて、別に議会は反対して いない。そういう施策が出てこないだけでここまできちゃったわけですよ。この協議会を立ち 上げる前に、住民説明会をやるべきだと思います。提案しますけども、この場で町長がお答え できればお願いします。 〇議長(土井茂夫君) 石田町長。 ○町長石田義廣君) ご意見の中にもございましたが、財源手当の関係と町民の皆さんの 強い要望を私も重要視しています。この辺は国の方針でもありますので、それを両点、十分に 配慮しながらこの施策を進めていきたいと。私が公約として掲げてここまで来ておりますけど も、まだ追及する余地がありますので、そういう形で努力していきたいと思います。 〇議長(土井茂夫君) 12 番、滝口一浩君。 〇12 番(滝口一浩君) 12 番、滝口です。 この間勝浦駅で見たワンマン電車の試運転の電車、2 両編成の。企画財政のほうから商工会 の役員さんへの試乗会、来月あるということで、4月から一宮から木更津を往復するという形 で、各駅停車は相当厳しい状況になると。それは JR の方針なんで、当たり前といえば当たり 前なんですけども、内房は君津で特急がストップしている。今のところ特急は通るみたいです けども、ある時期を境に大幅に削られて、そういう時代が来てしまったという感じなんですが、 そこも大いに住民の足からしてみれば気がかりなところなので、その辺も含めて検討していか ないと、これから困るのではないかと思います。それは最後に言っておきます。 〇議長(土井茂夫君) 本案につきましては、討論を省略して採決いたします。 〇議長(土井茂夫君) 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(土井茂夫君) 質疑なしと認めます。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 〇議長(土井茂夫君) 異議なしと認めます。 これより、採決を行います。 この採決は挙手によって行います。 議案第3号に賛成の方は、挙手願います。 (全員の挙手) 〇議長(土井茂夫君) 全員の挙手です。 よって、議案第3号は、可決することに決しました。 ◎閉会の宣言 〇議長(土井茂夫君)以上で、本臨時会の日程は全て終了いたしました。 ここで、石田町長より挨拶があります。 ○町長石田義 君)令和3年第1回臨時会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げま この度の臨時会におきましては、3議案についてご審議いただきましたが、議員の皆様方
    ご理解によりましてご決定いただき、閉会の運びとなりました。ありがとうございました。 これから、寒さも増してくると思われます。また、現在緊急事態宣言が発令されており、御 宿町においても感染が確認されておりますので、議員の皆様方におかれましても、健康には十 分ご留意くさだいますようお願い申し上げ、閉会にあたってのごあいさつとさせていただきま 石田町長。 す。 す。 本日は、誠にありがとうございました。 〇議長(土井茂夫君) 議員各位には、慎重審議いただき、ありがとうございました。また 議会運営につきまして、ご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございました。 以上で、令和3年御宿町議会第1回臨時会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 (午前10時52分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 年 月 日 議 長 署名議員 署名議員 ...